神奈川県箱根に旅行

先日、神奈川県箱根に旅行へ行ってきた。なかなか遠出が難しいご時世なので、近隣でのんびり、少し贅沢をしようという計画のもと選んだのは「オーベルジュ」。和風の旅館が多い中、その土地ならではの旬の食材を使った最高のフレンチを堪能して、宿泊もできるという。 観光はそこそこに、期待を膨らませながら夕方にはチェックイン。佇まいからヨーロッパのシャトーのような雰囲気を醸し、スタッフのサービスも素晴らしく、ステイは序盤から最高だった。

部屋へ案内されると

部屋へ案内されると、まずはウェルカムフルーツがお出迎え。バルコニーからは周辺の山々と、遠くに芦ノ湖が見え、非日常に癒しを感じた。ホテルの敷地内には、プールやサウナもあり、長期ステイにも対応できそうだ。 軽くシャワーをあび、待ちに待ったディナーの時間。ちなみに、ドレスコードがあり、男性の短パンやサンダルはNGだそうだ。店内に入ると、常連感のあるムッシュやマダムが笑顔で食事を楽しんでいる様子。少し緊張しながらも、次々と運ばれてくる料理を堪能しながら、次第にリラックスしてきた。美味しいワインのせいもあるかも。 料理の話ばかりするのもなんだが、ここの料理はまず見た目が美しい。出てくるたびにため息が漏れる。また、もちろんだが最高に美味しい。土地の野菜を活かして作りあげられた鮮やかな料理は、芸術にも感じた。 さて、ホテルの話。 3時間ほど食事を楽しんだあとは、お風呂へ。このオーベルジュ、3棟あり、それぞれにコンセプトが異なる。お風呂の棟はバリのような雰囲気をまとう神秘的な空間だった。平日だからか宿泊客も少なく、1人でゆったりと堪能することができた。 再びこのホテルのコンセプトの話だが、レストランもエントランスも、BGMは一切使わないそうだ。木々や、虫たちの音を感じて欲しいということらしい。おかげで、少し窓を開けていたら心地の良い音色にすぐ眠りについてしまった。

宿泊した部屋のこと

宿泊した部屋のことも少し。「ボルドーのシャトーを想わせる」と謳っているとおり、フランスの保養地での休暇を味わえるホテルなのだが、トイレやバスタブも完全にフランス製。ウォシュレットがなかったり、流れが弱かったりするのも雰囲気を味わうためと、予め認識しておく必要がある。マットレスも極上品と見ただけで過ごそうと思えました。横のなってみると素晴らしい寝心地のマットレス。 翌日、朝食はまた別の棟でいただく。パティシエが朝早くから焼き上げたというパンは絶品なので、ぜひ食べて欲しい。 今回は1日という滞在だったが、ぜひ次回は数日ステイして英気を養いたいと思う。